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網様体脊髄線維;網様体脊髄路Reticulospinal fibres; *Reticulospinal tract(Fibrae reticulospinales; *Tractus reticulospinales)

網様体脊髄線維;網様体脊髄路【もうようたいせきずいせんい;もうようたいせきずいろ】 Descending fibers from the bulboreticulospinal tract to laminae V-VII. They have not yet been identified in humans (網様体脊髄路は、橋と延髄の網様体から脊髄に向かって下る様々な線維束をさす集合語。脳幹と脊髄において、この神経線維は内側縦束と関連して下行する。橋網様体脊髄路の線維は延髄に起始するものより多く、脊髄全長にわたって下行し、第Ⅷ層と第Ⅶ層隣接部に終止する。これらの網様体脊髄路線維は大部分が脊髄の1髄節以上にわたって側副枝を出し、これによって脊髄の異なったレベルでの協調活動に加わる可能性を示唆している。この網様体脊髄路の電気的刺激によって、体幹および四肢の骨格筋に分布する運動ニューロンに単シナプス性および多シナプス性の活動が起こる。直接的な影響は体幹の、特に頚部の筋に最も強い。)

小解剖学図譜

Rauber Kopsch

Band2(319; 320; 429; 450; 452)

Pocket atlas of human anatomy

 

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