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上小脳脚;結合腕;小脳大脳脚Superior cerebellar peduncle(Pedunculus cerebellaris superior; Brachium conjunctivum; Crus cerebellocerebrale)

上小脳脚;結合腕;小脳大脳脚【じょうしょうのうきゃく;けつごうわん;しょうのうだいのうきゃく】 Portion not clearly distinguishable from the middle cerebellar peduncle.(上小脳脚(結合腕Brachium conjunctivum)は主として小脳を出る線維からなる。その主体をなす線維は小脳視床路と小脳赤核路である。これらは主として歯状核から出て、腹内側方に進んで深部に入り、中脳下半で大部分交叉し、上小脳脚交叉(結合腕交叉)を作り、反対側の中脳被蓋を上行し、一部は赤核に終わるが(小脳赤核路)、一部はさらに視床の前外側腹側核に至る(小脳視床路)。なお上小脳脚の表面を前脊髄小脳路が逆行して小脳に入り、主としてその前葉に分布する。また鈎状束は室頂核から出て大部分交叉し、上小脳脚の背外側をへて鈎状に曲がり、下小脳脚内側部の上部に来て前庭神経各核にならびに橋、延髄の網様体内側部に分布する。)

実習人体解剖図譜(浦 良治)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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