メニューのAnatomyはBook & Atlasにリンクしてあります。
角回【かくかい】 Convolution that curves around the posterior end of the superior temporal sulcus.(角回は側頭葉の上側頭溝の上行枝の末端部を囲むように位置する皮質領域である。ウェルニッケ領域の後部に位置し、Brodmannの領域39に相当する。角回の背側は上頭頂小葉に接し、後方は後頭葉の視覚前野(第二次視覚野)に接し、これらの領域からの線維をうけている。縁上回と同様に頭頂連合野に属する。視覚性言語を聴覚性言語に変換する情報処理をしているといわれている視覚性言語野がある(Geschwind, 1979)。優位半球の障害で失読、失書、観念失行、Gerstmann症候群などが生じる。また、劣位半球の角回周辺の障害で左半側空間失認が生じる。)
Band2(358)