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舌状回Lingual gyrus(Gyrus lingualis)

舌状回【ぜつじょうかい】 Continuation of the parahippocampal gyrus to the occipital lobe.(紡錘状回と舌状回をそれぞれ外側後頭側頭回、内側後頭側頭回としている成書もあるが、ここでは紡錘状回を内側後頭側頭回とし、舌状回を海馬傍回の後頭方向へのつづきと定義する。つまり、外側後頭側頭回は側頭葉下縁で切れ目なく下側頭回へ移行することになる。舌状回は大脳の内側で側頭葉と後頭葉の境界領域で、水平に走る比較的短い回。深い側副溝により紡錘状回 fusiform gyrusから区切られ、また鳥距溝により楔部から分けられている。その前端は海馬傍回の峡に隣接する。鳥距溝の下縁を形成する回の虫部と上部の帯は、有線領(一次視覚領)の下半分に対応し、両眼視の際、視覚野の反対側の上部4分の1を占める。)

Spalteholz

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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