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海馬台;海馬支脚Subiculum of hippocampus(Subiculum)

海馬台;海馬支脚【かいばたい;かいばきゃく】 Transition between the parahippocampal gyrus and Ammon's horn.(海馬支脚または海馬台は海馬とその外側方にある不等皮質周野との移行部であり、表層(分子層)が厚いのが特徴である。この厚い分子層は海馬の同名の層と連続している。この層にはニューロンの島状小群が上行性線維の小束によって隔てられて存在する。海馬支脚には①分子層、②錐体細胞層、③多形細胞層が区分される(Cajal,1904)。A)分子層の線維の多くは貫通線維であり、海馬または歯状回へ達してシナプス結合する。B)錐体細胞層のニューロンは中形で、その先端樹状突起は分子層にある島状のニューロン群のあいだを走る。C)多形細胞層は錐体細胞層の下方の境界を形成しており、三角形の細胞が散在する。これらの細胞がから起こる上行性の軸索は錐体細胞とシナプス結合する。)

Pocket atlas of human anatomy

 

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