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固有海馬;アンモン角Hippocampus proper; Ammon's horn(Hippocampus proprius; Cornu ammonis)

Ammon's horn固有海馬;アンモン角【こゆうかいば;あんもんかく】(固有海馬(アンモン角)は海馬を構成する2つの脳回の1つで、もう一つは歯状回。錐体細胞とバスケット細胞はアンモン角の細胞の中でもっとも特徴的な細胞型である。錐体細胞の細胞体は紡錘形で、反対方向にのびる2本の樹状突起は海馬溝の壁に垂直方向に分枝する。これらの樹状突起は互いに平行に走り、海馬の全層を横切っている。横断面でみると、錐体細胞層は海馬支脚との境界から歯状回の門(歯状回の多形細胞層)のところまでのびている。バスケット細胞は錐体細胞よりも小さいニューロンで、上行層に位置し、その上行性軸索は錐体細胞の細胞体とシナプス結合する。アンモン角はCA1-CA4に区分される。)

Pocket atlas of human anatomy

 

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