A14_2_01_002

終神経;第0脳神経Terminal nerve [0](Nervus terminalis [0])

終神経;第0脳神経【しゅうしんけい;だいぜろのうしんけい】 Nerve only detectable in human beings during development stages. It is a tiny and probably autonomic nerve of unknown function situated along the olfactory nerve between the olfactory part and anterior perforated substance.(終神経は第0番脳神経である。嗅神経に混じて、鼻粘膜に分布する神経で、特に鋤鼻器およびその付近の粘膜と密接な関係を有するといわれる。この神経はJNAでは視神経のかわりに第2脳神経としてあげらたものであるが、PNAでは自律神経として取り扱われている。それはこの神経がその走行中に散在性の自律性神経細胞を有し、しかもこれが密集して嗅球の近くで終神経節をつくる。この神経はヌタウナギをのぞくすべて脊椎動物に存するが、むしろヒトでは退化し、嗅神経とともに篩骨篩板を通って前頭蓋窩には入り、通常数条の細い線維束に分かれ、直回の脳軟膜の中を通り、、嗅三角の内側部またはその近くで脳実質に入るが、一部の線維は視床下部のあたりまで追求されるという。)

Rauber Kopsch

Band2(372; 454; 455; 548)

Pocket atlas of human anatomy

 

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