A14_2_07_066

内側足底神経Medial plantar nerve(Nervus plantaris medialis)

内側足底神経【ないそくそくていしんけい】 Thicker terminal branch of the tibial nerve. It travels beneath the flexor retinaculum and abductor hallucis to the sole of foot. It supplies the skin, abductor hallucis and flexor digitorum brevis.(内側足底神経は、外側足底神経よりも大きく、手における正中神経と相同である(図8)。この神経は、屈筋支帯の下で脛骨神経より起こり、始めは母趾外転筋の深部を内側足底動静脈の外側に沿って走り、ついで母趾外転筋と短趾屈筋の間を進み、最終的には短母趾屈筋と短趾屈筋の間を進み、最終的には短母趾屈筋と短趾屈筋との間を走行する。ほぼ足根中足関節のⅠで、内側足底神経は母趾内側皮膚へ行く固有底側趾神経と3本の総底側趾神経に分岐して終わる。この分岐より以前に、内側足底神経は、母趾外転筋、短趾屈筋および短母趾屈筋への筋枝;足底腱膜を貫き足底後内側部を支配する皮枝;近接する足根関節と足根中足関節への関節枝、および内側足底動静脈への血管枝を派生する。総底側趾神経が出す枝は、第1虫様筋へ、時として第2虫様筋への筋枝、足底の前方部の内側2/3への皮枝、近くの関節と血管への関節枝と血管枝である。総底側趾神経は、最終的には固有足底趾神経と、上方へカーブして走る爪床枝とに分枝する。固有底側趾神経は内側3足趾の側面とこれらの趾の足底面を支配する。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 III巻

Rauber Kopsch

Band2(534; 537; 538)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

筋の機能解剖

ネッター解剖学図譜

 

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