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Eustachian tube耳管【じかん】 Nearly 4 cm long, partly cartilaginous, partly bony passageway connecting the middle ear and nasopharynx that serves to ventilate the tympanic cavity.(『ユースタキ管、欧氏管、オイスタヒ管』:日本ではオイスタキオ管とかユースタキ管ともいわれる。イタリアの解剖学者Bartolommeo Eustachio [Eustachius] (1524-1574)の名を冠するが、アリストテレスらも記載している。彼の名はオイスタヒ弁Eustachian valve(=下大静脈弁)にも残っている。耳管は鼓室と咽頭腔とを結ぶ長さ約33mmの管であって、前者へは耳管鼓室口をもって、後者へは耳管咽頭口をもって、それぞれ開く。耳管の内腔は平時は閉じているが、食物を飲み込むときには口蓋帆張筋などの働きにより開くようになっている。食物に限らず唾液をのみをごくりと飲み込む際にも同じこと起こる。耳管の粘膜は咽頭鼻部の粘膜のつづきとなっており、線毛上皮を有する。粘膜固有層内には耳管線(粘液を分泌する)の腺体やリンパ小節が含まれている。耳管粘膜に接する耳管壁部分は咽頭に近い部分では耳管軟骨により保護されている(耳管軟骨部)が、鼓室に近い部分(骨部)では骨膜となっている。)
10-2.咽頭嚢
14-7.リンパ系の発生
19-2.耳の発生
19-4.耳の発生の要約
Band2(646)
Netter's Anatomy Flash cards(01-80)