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関節腔【かんせつくう】 (連結部全体は骨膜の続きである関節包(関節嚢)に包まれるため、骨間の間隙は閉鎖された関節腔をつくる。《関節腔は裂隙状の毛細腔であって、その中には滑液が含まれる。この滑液は粘素(ムチン)を含み糸を引く無色透明な液であって、卵白に似た性状をもっている。滑液は滑液作用の他軟骨を栄養する働きをもっている。その粘度はヒアルロン酸の含量によるものであって、温度依存性がある。すなわち温度が低いほど、粘液は粘稠となる。滑液はまた、血漿の透析濾過液に滑膜細胞の分泌物が加わったものとも見なすことができるから、種々の疾患の際、その組成すなわち化学的および物理的性状を診断の補助手段として利用することができる。《》解剖学アトラスより引用》)
15-2.関節の発生
Band1(257; 259)