A05_1_03_055

ゾウゲ質;象牙質Dentine(Dentinum)

ゾウゲ質;象牙質【ぞうげしつ】 Main component of the tooth consisting of inorganic and organic substance (predominantly collagen fibers).(ソウゲ質は、歯髄腔をつつみ歯の主体をなす硬組織で一般に淡黄色であり、エナメル質より弾性があり、骨より多少硬いが、エナメル質より軟らかい。そして、エナメル質と異なって、その有機成分が多くなって、全体の約20~30%を占め、残りの70%が無機質である。その名の元になった長鼻類(ゾウ)の牙は動物界で最大のゾウゲ質である。有機成分は、膠原原線維と、基質であるムコ多糖類からなっている。一方、無機質は、骨、セメント質およびエナメル質同じく、ハイドロキサパタイトhydroxyapatiteからなっている。無機質および有機質(主として膠原線維)からなる歯の主要部分。歯髄側から低石灰化の前象牙質と本来の象牙質からなっており、これらの2つの象牙質を多数の細管が走行している。これらの細管は、象牙細管とといわれ、歯髄を中心にして、エナメル象牙鏡まで達しており、途中側枝を出し、隣接の細管を側枝と吻合して、さらにこれらの細管の中に、トームス線維が含まれている。このトームス線維は、線維となっているが、膠原線維のような線維ではなく、歯髄側に位置する象牙芽細胞の細胞突起そのものである。すなわち象牙芽細胞とは、その細胞体自身は歯髄におき、圧倒的に長いその細胞突起を、エナメル質まで伸ばしていることになる。)

Spalteholz

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人体局所解剖図譜 I巻

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