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下垂体【かすいたい】 Gland located in the sella turcica.(下垂体は間脳の視床下部から下方に突出する漏斗に連なる内分泌腺である。蝶形骨のトルコ鞍の下垂体窩に位置する無対の小器官で、大きさは前後径約0.5cmで、重さは男性約0.5g、女性ではそれよりやや重い。このような小さい器官であるが、10種類近くのホルモンを分泌し、全身のいろいろな器官の働きを調節している。下垂体は2種のまったく異なった由来をもつ組織が結合してできたもので、腺下垂体と神経下垂体とよばれる。前者は胎児の咽頭上壁が上方に膨出Rathke嚢から生じ、後者は第三脳室の底部である漏斗が下方に伸びだして生じたものであり、両者は厳密に結合している。一般に腺下垂体を前葉、神経下垂体を後葉と呼んでいる。Hypophysisは、「~の下に」を意味するギリシャ語の接頭詞hypoに、「成長する」という意味のギリシャ語phyeinを付けたもので、「下に向かって成長したもの」という意味である。)
02-3.女性の生殖周期
18-4.脳の発生
Band2(345; 409; 563)
Netter's Anatomy Flash cards(01-81)