A12_0_00_003

動脈Artery(Arteria)

動脈【どうみゃく】 (大動脈と心臓に近い動脈は不連続な心臓の血液駆出量(拍出量stroke volume)の影響をまともに受ける。拍出量の一部は収縮期の間、まずはじめ大動脈に貯留され、血管壁の弾性線維網はそのため引きのばされる。拡張期には弾性線維が貯えたエネルギーを血流に与えることによって血流は前進させられ末梢へと送られて行く。このようにして、血液は連続的に流れることになる(空気室説windkessel theory)。血圧はこの時、収縮期の120mmHgと拡張期の80mmHgの間を変動する(血圧振幅または脈圧pulse or differential blood pressure = 40mmHg)。脈波pulse waveはここにはじまり、まず4m/sで大動脈に沿って走るが、この速さは主に血管壁の弾性ならびに血管壁の厚さの血管の直径に対する比に関連する。下腿では脈波は血管壁の弾性が減少するにつれて、脈波の速さは約10m/sにも達する。)

Spalteholz

Rauber Kopsch

Band1(498; 502)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

406(General terms一般用語)

現代の組織学 179

R.V. Krsti?(HMA)

 

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