A14_1_03_004

後脳;橋と小脳Metencephalon; Pons and cerebellum(Metencephalon; Pons et cerebellum)

後脳;橋と小脳【こうのう;きょうとしょうのう】 Part of the rhombencephalon consisting of the pons and cerebellum.(「後ろ」を意味するギリシャ語の接頭詞とmetaと、「脳」を意味するencephalonを結合して作られた言葉である。 Metencephalonは小脳と橋を意味する。しかし、hindbrainは後脳と延髄、すなわち菱脳の意味で用いられることがおおい。また、Hinterhirnは橋と同義に用いられていることがある。小脳は表面に細かなヒダを多数備えた、後頭葉直下に位置するような脳部分であって、平衡感覚・筋緊張調節・筋活動強調などに関係している。橋は中脳と延髄の間に位置し、第四脳室を隔てて小脳と向き合う環形にある。多種の上行性あるいは構成伝導路が橋を通り抜けるが、第5~7脳神経(三叉神経・外転神経・顔面神経)の諸核も橋内部に存在している。)

Spalteholz

小解剖学図譜

Rauber Kopsch

Band2(323; 330)

Pocket atlas of human anatomy

 

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