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迷走神経背側核;迷走神経後核Posterior nucleus of vagus nerve; Dorsal nucleus of vagas nerve(Nucleus posterior nervi vagi; Nucleus dorsalis nervi vagi)

迷走神経背側核;迷走神経後核【めいそうしんけいはいそくかく;めいそうしんけいこうかく】 Nucleus lying on the floor of rhomboid fossa lateral to the nucleus of hypoglossal nerve. It is the origin of the visceromotor fibers of the vagus nerve.(迷走神経背側核はさらに内側核と外側核とに分けられる。内側核(背側運動核dorsal motor nucleus)は一般内臓遠心性である副交感性線維を出す。外側核は迷走神経支配の領域から一般内臓求心線維が終止する。この核はまた孤束核に含められ、孤束核の内側核として取り扱われることが多い。迷走神経背側運動核は舌下神経核の背外側で第四脳室底に位置する。比較的小さい紡錘形の細胞からなるこの細胞柱は、吻側および尾側共にわずかに舌下神経核を越えて広がっている。この神経核の一部の大きい細胞は粗大なNissl小体と散在性のメラニン色素を含む。迷走神経背側運動核の細胞は副交感神経節前線維(GVE)をだし、軸索は軸索は三叉神経脊髄路およびその核を貫いて延髄外側面より外にでる。迷走神経背側運動核迷走神経性の分泌運動中枢である。迷走神経背側運動核の細胞はコリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)に強く免疫陽性を示す。この核を破壊すると、インスリンによって誘発される胃液分泌が大きく減弱する。)

Spalteholz

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 IV巻

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Band2(437)

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Pocket atlas of human anatomy

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