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蝸牛神経前核;蝸牛神経腹側核;腹側蝸牛神経核Anterior cochlear nucleus; Ventral cochlear nucleus(Nucleus cochlearis anterior)

蝸牛神経前核;蝸牛神経腹側核;腹側蝸牛神経核【かぎゅうしんけいぜんかく;かぎゅうしんけいふくそくかく;ふくそくかぎゅうしんけいかく】 Nucleus that can be subdivided into two parts.(蝸牛神経腹側核は発育がよく、下小脳脚の腹外側で、蝸牛神経の根の外側にある。蝸牛神経腹側核はその部位と細胞構築によって、前腹側核と後腹側核の2亜核に分けられる。蝸牛神経腹側前核anteroventral cochlear nucleusは吻側で卵円形細胞が密につまっており、また蝸牛神経腹側後核posteroventral cochlear nucleusは蝸牛神経の脳内侵入部近くにあって種々の形の神経細胞よりなるが、そのうちの主な物は多極性である。これらの亜核には音階的配列があり、音階に応じて連続的に対応している。蝸牛神経の線維は脳幹内に入ったのち、規則正しく順番に分岐して蝸牛神経背側核および腹側核の両方に音快的配列をもって終止する。蝸牛神経核内で線維が次々と規則正しく分岐と分布を行うので全ての亜核内で重なりあった周波数配列が認められる。蝸牛神経核では高い周波数に反応する細胞が背側に、低い周波数に反応する細胞が腹側に位置するが、これは蝸牛とは反対の配列である。)

Spalteholz

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 IV巻

Rauber Kopsch

Band2(392; 396; 424; 438)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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