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蝸牛Cochlea(Cochlea)

蝸牛【かぎゅう】 Part of the internal ear that in humans consists of 2 1/2-2 3/4 turns with a base measuring 8-9 mm in width and a total height of 4 5mm.(蝸牛は2.5回転するラセン状の管で、中に液体を入れ、音の変換器として働く。これは基底膜と前庭膜によって前庭階、鼓室階および蝸牛管(中央階)に分けられる。鼓膜に到達した音のエネルギーは耳小骨を介し、アブミ骨底によって前庭階(前庭窓)に伝えられる。骨迷路の前部にある。外頚は蝸の殻のように円錐形を呈している。円錐の頂を蝸牛頂、円錐の底を蝸牛底という。蝸牛頂と蝸牛底を結ぶ軸を蝸牛軸という。蝸牛ラセン管は蝸牛軸をとり囲むようにして蝸牛底から蝸牛頂に向かってラセン状に巻いている骨の管である。蝸牛軸からほぼ水平に管腔に向かって出ている棚状の突起を骨ラセン板という。蝸牛ラセン管はこの骨ラセン板によって不完全に上および下の階に分けられる。上方の階を前庭階、下方の階を鼓室階という。両階は蝸牛孔でたがいに交通する。鼓室階の下端、前庭窓の近くで互いに交通する。鼓室階の下端、前庭窓の近くに、円形の小孔がある。この孔を蝸牛窓または正円窓という。蝸牛窓には結合組織からできている薄い膜が張っている。この膜を第2鼓膜という。骨ラセン板の蝸牛軸付着部に形成される蝸牛軸ラセン管の中にラセン神経節がある。ラセン神経節には、双極性の知覚神経細胞がある。ラセン神経線維はこの細胞の突起でラセン器に分布している。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 I巻

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人体局所解剖図譜 IV巻

Rauber Kopsch

Band2(659)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 483; 487

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ネッター解剖学図譜

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