A04_7_03_006

内転筋管Adductor canal(Canalis adductorius)

Hunter's canal内転筋管【ないてんきんかん】 Passageway that is formed by the adductor magnus, vastus medialis, and anteromedial intermuscular septum. It ends at the adductor hiatus.(ハンター管および縫工筋下管ともよばれる。大腿のほぼ中央の高さにある筋膜性の管で、上方は大腿三角の先端よりつづき、下方は内転筋腱裂孔に開く。外側壁は内側広筋、内側壁は大内転筋と長内転筋によってつくられ、また前壁は、縫工筋の深層をおおう厚い筋膜(広筋内転筋板(INA))が、内側広筋と大内転筋および長内転筋の間に張ることによってつくられる。このなかを大腿動静脈と伏在神経が走る。内転筋管の入口より上の方でも、既に大腿動静脈は長内転筋・縫工筋・内側広筋で囲まれたトンネルを通っている。そしてこのトンネル(筋性内転筋管muscular adductor canalともいう)を上方に場所が、大腿三角の底を作っている腸恥窩である。Williamの弟、John Hunter (1728-1793)によって記載された。精巣下降に関わる精巣導帯にも名を残す。かれの業績はロンドンのRoyal College of SurgeonsのHunter Museumにおいて見ることができる。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

人体局所解剖図譜 III巻

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Band1(460; 466)

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岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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