A04_7_03_014

大腿輪Femoral ring(Anulus femoralis)

大腿輪【だいたいりん】(大腿輪は大腿管の入口。血管裂孔の最も内側の部分で、大腿静脈の内側にあるせまい間隙をいう。ここは大腿管の上端部にあたり、径約1cmの楕円形をなす。前壁は鼡径靱帯、後壁は恥骨筋膜、内側は裂孔靱帯、外側は大腿静脈によってつくられ、リンパ管、リンパ節、および少量の脂肪組織によってみたされる。大腿輪の腹腔側は、横筋筋膜と壁側腹膜におわれるだけで、おの部を大腿輪中隔といい、腹壁の抵抗の弱い部分にあたる。鼡径部から外腸骨リンパ節に通じる多数のリンパ管によって貫かれる。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

小解剖学図譜

Rauber Kopsch

Band1(75; 489; 490)

Eduard Pernkopf

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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