A05_2_01_011

口蓋扁桃Palatine tonsil(Tonsilla palatina)

口蓋扁桃【こうがいへんとう】 Tonsil located between the palatoglossal and palatopharyngeal arches.(口蓋扁桃は舌口蓋弓と咽頭口蓋弓の間にある。扁桃中もっとも大きく、よく発達した扁桃である。肉眼解剖学的には、アーモンドの種の形に似ていて、組織学的には重層扁平上皮がおおっているが、この上皮が深く落ち込んでいて、十数個の陰窩cryptsを形成している。これらの陰窩に沿って、上皮の下層の固有層にリンパ小節が並んでいる。扁桃窩は発生上は第2鰓嚢のなごりとみなされる。扁桃窩の前方部には、三角ヒダが口蓋舌弓から張り出し、上方では口蓋舌弓と口蓋咽頭弓を半月ヒダが結ぶ。扁桃窩の上部に残された口蓋扁桃に占有されない扁桃窩の部分を扁桃上窩という。口蓋扁桃の表面に認められる小小陥凹が扁桃小窩で、これは扁桃の上皮が陥入してつくる扁桃陰窩の上皮表面への開口部を示す。 )

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 I巻

Moore人体発生学

10-2.咽頭嚢

14-7.リンパ系の発生

Rauber Kopsch

Band2(054; 057)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 225; 249

R.V. Krsti?(HMA)

ネッター解剖学図譜

 

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