A14_2_07_046

坐骨神経Sciatic nerve(Nervus ischiadicus)

坐骨神経【ざこつしんけい】 Thickest nerve in the body, arising from L4-S3. It leaves the pelvis through the greater sciatic foramen distal to the piriformis and descends lateral to the ischial tuberosity, than travels deep to the gluteus maximus and long head of biceps femoris.(坐骨神経は人体中最大の神経であり、仙骨神経叢をつくる神経線維の大部分がこれの構成にあずかる。梨状筋の下で大坐骨孔を出てから大腿の後側を通り、筋枝をすべての大腿屈筋群にあたえたのち、膝窩のやや上方で総腓骨神経と脛骨神経とに分かれる。総腓骨神経は大腿二頭筋長頭の内側縁に沿って下り、腓骨上端の外側で次の終枝に分かれる。①外側皮腹皮神経(下腿外側面の皮膚に分布)、②深腓骨神経(下腿の伸筋群と足背の諸筋、および足背の皮膚に分布)、③浅腓骨神経(長腓骨筋、短腓骨筋への筋枝を出したあと内側足背皮神経、中間足背皮神経、足背趾神経となって足背の皮膚に分布)。脛骨神経は下腿の屈筋群、足底の諸筋、下腿の後面と足底の皮膚に分布するが、次の神経はいずれも脛骨神経の末梢枝である。①下腿骨間神経(下腿骨間膜の後縁に沿って走り、足関節のあたりに達する)、②内側皮腹皮神経、腓腹神経、外側足背神経(ひとつづきのもので下腿後面から足背外側部の皮膚に分布)、③内側足底神経と外側足底神経(ともに足底の諸筋に分布する枝を出したあと、趾の足底面や足底の皮膚に分布するため、総底側趾神経に枝分かれし、固有底側趾神経となっておわる)。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

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Band2(526; 528)

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