目次骨格系関節系筋肉系消化器系呼吸器系胸郭泌尿器系生殖器系腹腔と骨盤腔内分泌腺心脈管系リンパ系神経系感覚器外皮

Sense organs(感覚器)Organa sensuum

[A15_0_00_000] →(感覚器は外界の刺激を受け取って、それを神経に伝える器官である。ゆえに求心性神経の終末装置と考えられる。感覚器は形態学的には外皮・味覚器・視覚器・平衡聴覚器の5種に区別され、そたため五感器ともいわれる。しかし厳密にいえば、感覚の種類は五つというわけではない。)

Olfactory organ(嗅覚器)Organum olfactorium; Organum olfactus きゅうかくき Feneis: 434_02

[A15_1_00_001] →(嗅覚器の感覚細胞は細長い双極細胞であって、嗅粘膜の特殊化した領域(嗅上皮)にみられる。これらの感覚細胞は極めて細い軸索をもっており、それらは集合して小線維束となり、篩板を貫通して嗅球に入る。嗅上皮はヒトでは左右の鼻腔の上鼻甲介の上縁とそれに向かい合う鼻中隔の小さな領域を占めている。この感覚上皮は多列(偽重層)上皮であって、支持細胞多くの場合幾分低く位置する明るい核を特徴とする感覚細胞(嗅細胞)とからなっている。そのほか、球部はボウマン腺という多数の小さな粘液腺を含んでおり、この腺の分泌の小さな粘液腺を含んでおり、この腺の分泌物が薄い末端膜となって嗅粘膜をおおっている。)

Olfactory part of nasal mucosa; Olfactory area(鼻粘膜嗅部;嗅上皮(嗅覚器))Pars olfactoria (Tunicae mucosae nasi) びねんまくきゅうぶ Feneis: 434_03

[A15_1_00_002] →(鼻腔後上壁の上鼻道から上と鼻中隔のこれに対する面は分散する鼻粘膜の嗅部が位置する。つまり嗅神経の分布する領域を鼻粘膜嗅部と呼んでいる。)

Olfactory glands(嗅腺;ボウマン腺)Glandulae olfactoriae きゅうせん;ぼうまんせんBowman's glands Feneis: 434_04

[A15_1_00_003] →(ボーマン腺とも呼ばれる単一または分枝間状腺である。漿液細胞と粘液細胞とから成り、漿液性分泌液はにおい物質を洗い流すという意味から洗浄腺の名もある。腺細胞にはライソゾームやリポフスチン顆粒が多くあり、嗅部が呼吸部に比し黄色を帯びる原因になっている。)

最終更新日: 19/10/13

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