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- 256_00【Navicular bone舟状骨[足の] Os naviculare】 Bone situated medially between the head of the talus and the three cuneiform bones.
→(足の舟状骨は中心足根骨に属し、足根の内側で距骨と楔状骨の間にある。前後に扁平な骨で、背側で凸面、足底側で凹面となっている。前面に3個の凸面の関節面があり、それぞれ内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨と関節する。後方は距骨頭に対する関節窩をなす。内側面は粗面状で下方に突出し舟状骨粗面をなす。皮下で触知できる。外側面で立方骨関節することも多い。底側面で舟状骨粗面に近い部に後脛骨筋腱の深層のものが通る浅い斜めの溝がある。ラテン語のNavisの縮小形Navicula(小舟)に由来する。)
- 256_01【Head of talus距骨頭 Caput tali】 The part of the talus that articulates with the navicular.
→(距骨頭は前方に横楕円球状も突出した部で、舟状骨関節面に被われ、舟状骨の後面に対する。この面の後内側の苔状の部は、細い隆起線で主要部と境される。ここは舟状骨とは接せず、底側距舟靱帯に接する。)
- 256_02【Tuberosity of navicular bone舟状骨粗面 Tuberositas ossis navicularis】 The medial margin of the navicular that gives attachment to the posterior tibialis muscle. It is palpable through the skin.
→(足の舟状骨の内側部は舟状骨粗面として内方に向かって突隆し、体表から離れる。下面で舟状骨粗面に近く、後脛骨筋の深在の腱を容れる浅い溝が斜めに走る。舟状骨粗面に下方に着く後脛骨筋の一部の腱のなかに種子骨、外頚骨を含むことがある。)