Spalteholz
HANDATLAS DER ANATOMIE DES MENSCHEN VON WERNER SPALTEHOLZ
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外皮
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【Vertebra
椎骨
Vertebra】
→(椎骨はヒトの場合は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、5個の仙椎(1つの仙骨に融合)と4個の尾椎(1つの尾骨に癒合)の33個からなる。一般的特徴として、おのおのの椎骨の椎体は前方に位置し、その大きさは配置によって異なる。頚椎は最も小さく、腰椎に向かってしだいに大きくなる。頚椎は大きな椎孔を取りかこんでおり、椎体から後方に向かう2本の椎弓根と椎弓板からなる。椎弓根と椎弓板が合するところからは横突起が外側にでる。椎弓板は正中で合し、後方に向かって棘突起を形成する。椎弓は4つの関節面を持ち、2つは上位の椎孔とほかの2つは塊の椎骨との関節を形成する。椎孔は脊柱管を形成しそのなかに脊髄をいれる。)
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【Sacrum [Sacral vertebrae I-V]
仙骨;仙椎[1-5]
Os sacrum [Vertebrae sacrales I-V]】
→(はじめ分離していた第一から第五までの仙椎は、成人すると癒合して一個の仙骨となり、骨盤の後壁を作る。仙骨では、元来仙椎に存在していた棘突起は正中仙骨稜となり、関節突起は中間仙骨稜となり、横突起は外側仙骨稜となる。さらに最外側部に外側部という部分があり、そこに肋骨遺残物が含まれている。なお本来各椎骨間に左右おのおの一個ずつであるべき椎間孔が、それぞれ前仙骨孔と後仙骨孔とに二分されるので、片側で8個の仙骨孔となり、それぞれ脊髄神経の前枝と後枝とを通過させるのも大きい特徴である。外側の耳状面は腸骨の耳状面と関節する。仙骨底(上方にあっても底という)の前方に強く突出した辺縁部を岬角という名称は側頭骨の中耳(鼓室)の内側壁にもあるから注意のこと。4本の横線は5個の仙椎の癒着部を示している。)
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