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広頚筋【こうけいきん】 Cutaneous muscle that extends (with anatomical variations) from above the mandible to the thorax. I: Facial nerve, (広頚筋は前頚部にある薄い膜状の皮筋で、第2咽頭弓(舌骨弓)に発生した筋原基に由来し、しかも頚部にとどまった浅顔面筋である。他の全ての浅顔面筋は頭部に完全に移り表情筋をつくる。広頚筋は極めて薄い筋性の板で、皮膚の直下にある。下顎骨縁から第2(3)肋骨の高さに広がり、さらに遠く肩峰に達する。広頚筋は頚筋膜浅葉の上に広がっていて、ここを走る外頚静脈の上を通る。上方で、筋束は下顎骨と顔面皮膚に付着する。無数の筋線維が表情筋の線維索と交錯している。下方で、広頚筋はさまざまな長さの線維束となって皮下組織に放散し、一部は真皮結合組織内に終わる。左右の筋の内側部のさまざまな長さの線維束となって皮下組織に放散し、一部は真皮結合組織内に終わる。左右の筋の内側部の線維は通常オトガイ下で互いに交錯するが、下方に向かうにつれて、互いに離れ、前頚部の三角形をした正中面は広頚筋に被われずに残る。参考:頚筋中唯一の皮筋で表情筋と同系である。皮膚とは固く、頚筋膜浅葉とはゆるくつく。顔面部は下唇下制筋とつづく。)
Band1(391)
Netter's Anatomy Flash cards(01-24)