A05_7_03_007

Ｓ状結腸Sigmoid colon(Colon sigmoideum)

Ｓ状結腸【Ｓじょうけつちょう】 Intraperitoneal segment of the colon between the descending colon and rectum.(Ｓ状結腸は骨盤上口と第３仙椎との間で、Ｓ状の曲線を描いて下行する部分。下行結腸下端からＳ字状に屈曲下行して内下方へ向かい、第３仙椎の前方で直腸へ移行する。長さ３０～４５ｃｍである。ほぼ左側の腸骨稜の高さに始まり、左外腸骨動脈の前を不規則なＳ状をえがいて下行し、直腸に移行する。Ｓ状結腸の走行は一般に不整なＳ状で、２箇所で弯曲する。すなわち、まず骨盤の左側壁に接して下行し、ついで弯曲し小骨盤内を内上方に走り、再び弯曲して下走し、仙骨前面で第３仙椎の高さにおいて直腸に移行する。Ｓ状結腸は、成人では骨盤内にあるが、小児では骨盤がなお小さいので腹部にある。)

Spalteholz

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