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Joints of pelvic girdle(下肢帯の連結;骨盤帯の連結)Juncturae cinguli pelvici かしたいのれんけつ;こつばんたいのれんけつ Feneis: 086_02

[A03_4_00_001] →(左右の寛骨は、仙骨とその下につづく尾骨とともに強固な骨盤を作る。また、恥骨の前下端で線維軟骨によって互いに連絡している。仙骨と連結し管状構造となって骨盤を形成する。骨盤は腹腔の底と骨盤腔を構成し内臓を保護するとともに、体幹と上肢の重みを支え、またこれを両側の下肢に分散させる骨格で、これを作る骨間の連結は固く、可動性は著しく制限されている。)

Pubic symphysis(恥骨結合)Symphysis pubica ちこつけつごう Feneis:

[A03_4_00_001_1] →(恥骨結合は骨盤前面の正中線において両側の恥骨結合面がうすい硝子軟骨に被われて近づき、その両者の間を線維軟骨性恥骨間円板が連結する。その構造は椎間円板の線維輪に似る。女性では妊娠時にこの結合は弱められ、またこのことは分娩時における児頭の産道通過を助ける。モルモットなどでは、女性ホルモンの投与によって、実験的にこの結合を弱めることができる。付属する靱帯に次のものがある。(1)上恥骨靱帯:恥骨結合の上縁で左右の恥骨を結ぶ。(2)恥骨弓靱帯:恥骨結合の下縁で、左右の恥骨下枝を結び、恥骨弓をつくる。下面で尿生殖膜との間隙を陰茎静脈が通る。 Symphysisははsyn(一緒に)physis(生える)、すなわち「自然に癒合したもの」という意味である。解剖学用語としてのsymphysisは線維軟骨結合という一般名詞であるが、慣用的にはpubicaという形容詞なしでも恥骨結合を指すことが被い。正しい読み方はスィンフィスィスである。)

最終更新日:19/10/13

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